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【楼诚】棒棒糖🍭




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前半部分的有些细节是我随便编起来的,后半更是个巨大的脑洞罢了……还有我不知道那个时代有没有这样的糖……孩子是他们收养的~

是个短文[捂脸],后面有原文(跟之前在privatter上贴的一样)。

文中有什么错点,大家尽情地为我指出来吧……特此感谢。

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“来,这是哥哥送给你的。”


 少年的眼前伸出来了一支又大又圆,五颜六色的棒棒糖。

 一瞬间,那两只圆溜溜的大眼睛像洒了星一样亮晶晶地闪耀,少年用他小小的双手小心翼翼地接过了糖。青年见少年眼盯盯看着糖看得投入,眼角皱起了纹,泛出温暖的笑容。

 少年抬了微微染红的面孔,满脸堆笑,仰望了青年。

“谢谢哥哥!”

少年带着一点腼腆,掩不住高兴地说道。兄长的青年露出微笑,春风满面地摸了弟弟的脑袋。

“先吃饭吧,去把糖放一下。”

少年开心地点了头,后头留着哥哥问仆人今晚的菜的声音,握住糖,小跑上了楼梯。


 他进了自己的房间,在背后关上门,跑到书桌边后,端着气开了台灯和最右边的抽屉。之后,他从底边吝惜地拿出了他的“宝盒”。

 少年把糖遮在灯光中,双眼于鲜艳的条纹发出亮闪闪的光,把它在手里翻来翻去,入神地看着有自己的脸大小的那支糖。他微微张着嘴巴漏出感叹的叹息声,玻璃球似的褐色眼珠里满是那些色彩。

 他被敲门声恍然回神一怔,一脸恐惧转向门,无意识下把糖藏到背后。

“阿诚少爷,大少爷说该吃饭了。”

他结巴巴回答了从门外传来的仆人声音后,做了一个尴尬的表情。少年转了身又看了糖一下,脸上露出了笑意。接着他小心翼翼地把它用油纸包起来,轻轻放进宝盒里合上盖子,放到原处,关了灯。

 离开房间时,他转向桌子满脸喜气地悄悄一笑,走向他的兄长等候的楼下。



 “爸爸,这是什么?”

在沙发看着报纸放松的男人听到了他五岁的儿子说话声,便抬了头。儿子拿着一个老旧的点心罐头,男人看到了它,就眯了眼立刻“啊”地说出一声。

“这挺怀念的啊。你从哪儿找来的?”

“就是在里面有旧照片什么的箱子里啊。”

男人扬起了眉毛。本又不是打算带来的,怎么溜进行李中了。

“我可以打开吗?”

他看了孩子充满好奇地问自己的样子,笑了说一声好。罐头好像生了锈,儿子拉了这一边后又拉了那一边,一个劲地哼哼。他撇着嘴认认真真专心试着打开,男人就唧地一笑。

“来,交给爸爸吧。”

他把手里的报纸放在桌子上,向满脸是不满情绪的儿子开颜,伸手接了罐头。此时,家门边响起了开锁声,小孩的表情一亮。

“啊!大爸爸回来了!”

“欸,别在家里跑——”

他看着儿子完全不听他的话,快快活活跑去的背影,嘴角挂着笑意叹了一口气,想着到底长得像谁了。

 说起来我还以为把它弄丢了。曾经是个漂亮的银红色罐头如今带上了茶色,男人用手指描摹了它的边缘冥想了一瞬间。罐头的盖子意外地轻易打开,他轻轻地把盖子拿掉。


 折叠的几张纸出现在眼前,他拿了其中的一张,打开了它。男人洋溢着柔软的光辉,凝视着发黄的纸条。那里挤满了歪歪扭扭、幼稚拙劣的字体;用毛笔写下的他和他大哥的名字。他把目光移去纸条的右端,眯缝了两眼。

 在成排成行的乱杂字体中,四个文字划着流畅的线条端端正正地摆在一旁。他的脑中回到了三十年前的记忆,怀念样地碰了那些文字。

 他顿然看见了罐头里的褐色东西,把手里的纸条放在一旁,抬起了剩下的几张覆盖着它的纸条。男人摆荡着眼睛,拿出了那个褐色。茶色的油纸在他的手中发出干燥的声音,显露了里面隐藏的东西。

 红的、绿的、蓝的、黄的。一如十几年前放着色彩的一支糖,就在他的眼前。男人睁大了眼睛,试着去除整张油纸。可惜糖已经溶掉,和油纸粘成一体,他就停了手中的动作。他的表情一脸温和,沉浸在它那五彩面前陆续浮现的回忆。


“大爸爸说今晚我们出去吃饭!”

小孩与开心的欢呼声一蹦一跳地回来,男人醒悟过来。他抬了头,便在门口看到了手里拿着外套,对自己泛出温暖微笑的,一个熟悉的身影。男人绽开当年的少年般娇憨的笑颜,眼里闪耀着星光,飘然站起身来。


“明楼。”


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「お土産だよ。」


 少年の目の前に、色とりどりの大きな棒付きキャンデーが差し出された。

 一瞬にしてその大きな丸い瞳は星を散らした様にキラキラと輝きを放ち、少年は小さな両手で飴をそっと受け取った。まじまじとキャンデーを熱心に見つめる少年に、青年は目尻に皺を寄せ、温かな笑みを溢した。

 少年は僅かに上気させた顔を上げ、青年を満面の笑みで見上げた。

「ありがとう、哥哥!」

少し恥じらいながら、喜びを隠せないといった風に言う少年に、兄である青年は大きく微笑むと弟の頭を撫でた。

「先にご飯にしよう、飴は置いておいで。」

コクリ、と嬉しそうに頷くと、少年は兄がメイドに今晩のおかずを聞く声を後にしながら、キャンデーを握りしめ、小走りで階段を駆け上った。


 自室に入り、ドアを後ろ手で締めると、彼は机まで走っていき、卓上灯を付け、息を切らしながら一番右の引き出しを開けた。そしてその一番奥から大事そうに、彼の『宝箱』を取り出した。

 少年はキャンデーを明かりにかざし、色鮮やかな縞模様に顔を輝かせながら、それをひっくり返しては又表に返し、自分の顔の半分ほどの大きさもあるその飴を隅々まで見入った。口を半分開き、感嘆のささやき声を溜息と共に出しながら、彼はビー玉のような焦茶色の黒目いっぱいにその彩りを映し込んでいた。

 ふと部屋の扉をノックする音に彼は我に返り、驚いたようにビクリとし、怯えた表情で扉の方に振り向くと無意識にキャンデーを背後に隠した。

「阿诚少爷,大少爷がご飯にしようと言ってますよ」

メイドの部屋の外からの声に、彼はつっかえながら返事をした。バツが悪そうな顔をすると、彼は机の方に向き直り、もう一度飴を眺めると笑みを浮かべた。そして油紙で丁寧に包み、宝箱の中にそっと入れると蓋を締め、元あった場所にしまい込み、明かりも消した。

 部屋を出る時、彼は机の方を振り向き、楽しそうに又こっそりと笑うと、兄の待つダイニングへと降りていった。



「爸爸,これは何?」

5歳になる息子の声に、ソファーで寛いでいた男は読んでいた新聞から顔を上げた。息子が手にする古びたお菓子の缶を見ると、彼は目を細め、直ぐにああ、と声を漏らした。

「懐かしいな。どこで見つけたんだい?」

「古い写真とか、入ってた箱だよ」

男は眉を上げた。持って来たつもりはなかったのに、どうして紛れてしまったんだろうか。

「ねえ、開けてもいい?」

好奇心たっぷりに聞いてくる我が子に、男は微笑み、良いよと言った。缶が錆び付いているのか、息子は缶の蓋のあっちを引っ張ってはこっちを引っ張り、うんうんと唸った。口をへの字にし、真剣な様子で開けようとする息子に彼はクスッと笑った。

「貸してごらん」

男は手にしていた新聞をテーブルに置くと手を伸ばし、不満そうな表情でむくれる息子に笑うと、缶を受け取った。その時、玄関の方から鍵の開く音が聞こえ、子供はパッと笑顔を咲かせた。

「あ、大爸爸が帰ってきた!」

「危ないから,走らない」

言う事を全く聞かずに、パタパタと元気よく駆けていく息子の後ろ姿を見ながら、彼は口元を緩め一体誰に似たんだろうかと溜息をついた。

 そもそも無くしていたかと思っていた。そのかつては綺麗な朱色であった、茶色がかった缶の縁を指でなぞり彼は一瞬想いに耽った。缶の蓋は思いの外簡単に外れ、彼はそろりと蓋を開けた。


 折りたたまれた紙が数枚顔を覗かせた。彼はその内の一枚を手に取ると、広げた。男は目に柔らかな光を湛えながら、歪んだ稚拙な字体で埋め尽くされた、黄色く変色した紙を見つめた。自身の名前と、兄の名前とが隙間なくぎっしりと筆で書かれた半紙であった。彼は紙の右端に視線をやり、目を細くした。

 幾列にも連なる乱雑な文字に混ざり、繊細で、流れるような線を描いている文字が四つ、真っすぐにしたためられていた。彼の頭の中は30年前の記憶に飛び、懐かしそうにその文字に触れた。

 ふと缶の中の茶色い物が目に入り、彼は半紙を脇に置くと、覆いかぶさっていた残りの紙を持ち上げた。男は瞳を揺らがせ、その茶色を取り出した。褐色の油紙は彼の手の中で乾いた音を立てながら取り去らわれ、中に隠れていた物を露にした。

 赤に、緑に、青に、黄。数十年前と変わらずに色彩を放つ飴がそこにあった。男は目を大きく見開き、紙を全部取り去ろうとした。キャンデーは溶けてくっついてしまっており、油紙は半分しか取る事が出来なかった。彼は手の動きを止めた。穏やかな表情で、彼はその極彩色の前に次々と蘇る想い出に浸った。


「大爸爸が今日は外に食べに行こうって」

子供が嬉しそうな歓声と共に部屋にスキップをしながら戻り、男は我に返った。彼は顔を上げ、戸口に外套を脱ぎ、自身に向かって温かな笑みを溢す、慣れ親しんだ姿を目にした。男はあの日の少年の様なあどけない笑顔を咲かせ、瞳に星を輝かせると、ふわりと立ち上がった。


「明楼」


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